建設、運送業の個人事業主は労災特別加入を

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最近昼暑く、夜寒くなります。
なので夜のことを考えて昼間コートを着て出かけるのですが、そうすると昼間は暖かいから明らかに不自然で他の要素を含めると変質者。

・・・。
誰が変質者じゃ。

そんなことより特別加入です。

建設業、外装、造園などでは個人事業主が業務を行うケースもあります。職場はそれぞれの建築現場で、細かい指示も必要ないケースが多いようですから、社員よりも個人事業主として就業するほうが適しているのかもしれません。

ただ、その場合考えておかなければならないことが2つあります。1つは労災、そしてもう1つは年金です。

 

 ◆労災一人親方の特別加入

個人事業主の場合、業務中万が一怪我をした場合何の保証も受けられないことになります。業務中は怪我などほとんどしないと言う人でも通勤途中に怪我をする可能性は否定できないでしょう。

その為、特別加入により労災保険に加入することを強くお勧めします。人によっては民間の保険に入りながら労災保険に入っていない人もいますが、保障内容の違いをよく確認していただきたいと思います。

◆労災保険特別加入した場合の保険料
保険料は自分である程度決められます。下のグラフがその一覧ですが、日額という1日の賃金を自分で決めていただきます。(X軸)

それに伴って保険料が変わります。建設業であっても年間5万円から16万円ほどです。全額税金控除されます。

労災1人親方保険料


◆医療費
ほとんど無料です。医師が認めた場合は温泉療養なども含まれます。

◆休業補償
働けない場合はその間の賃金が補償されます。1年休んだ場合の補償金額は以下のとおりです。保険料のところで選んだ日額により補償金額が変わります。

労災1人親方休業補償

◆傷病補償
働けなくなってから1年半経過した場合は下記に変更になります。原則常に仕事ができないほどの状態でなければ支給されません。(1年目の金額です)

最大と最低に差があるのは傷病の状態によります。

労災1人親方傷病補償

◆障害補償
体に障害が残った場合以下のとおり支給されます。障害の度合いによって年金、一時金と違いがありますが、今回は年金の場合1年間分、一時金の場合その金額を表示します。

最大と最低に差があるのは傷病の状態によります。

労災1人親方障害補償

◆遺族補償
亡くなった場合遺族に支給される金額です。年金は家族の数によって異なります。1年目と2年目以降では支給額が異なりますが、今回は1年目の金額を表示しています。

労災1人親方遺族補償

その他労災の場合は、国が行っているため財政破たん、倒産のリスクがない。インフレ等にも対応できるとの利点があります。

 

◆年金
次に年金です。
加入しているのは国民年金のみですから、満額でも年間約80万円です。これだけでは生活は厳しいでしょう。できる限り国民年金基金に加入することをお勧めします。国民年金基金は終身です。何歳まで生きたとしても支給されます。

国民年金基金加入せずに民間の途中で終わってしまう生命保険に加入している人もいますが、もう一度考え直していただきたいと思います。例えば70歳で支給が終わってしまう、あるいは65歳ぐらいに一時金でもらえるようなものは寿命が長くなっている現在ではあまり意味がありません。

◆保険料と年金支給額
現在20歳の人がこれから40年間加入した場合の、年間保険料と将来もらえる年金(年額)のグラフです。一番左が国民年金のみの場合。そして右に行くに従って国民年金基金を1口ずつ増やしていった場合です。繰り返しますが国民年金基金は終身です。

国民年金・国民年金基金加入時の保険料と年金額(40年間加入の前提)

いかがでしょう。
払う保険料以上に将来の年金額が増えていくのがお分かりいただけると思います。(40年間も払うからですね)
1年間80万円の国民年金だけで暮らせる人は少ないと思います。

次のグラフは現在40歳の人。今まで15年滞納、5年海外などカラ期間でほとんど国民年金を払ってこなかった。しかしこれから心を入れ替えて20年払った場合の保険料および年金支給額のグラフです。同時に国民年金基金に加入した場合も表示しています。

国民年金・国民年金基金加入時の保険料と年金額(20年間加入の前提)

国民年金だけであれば年間約40万円。月に換算すると約3万円。これで暮らすのはやはり厳しいかもしれません。ある程度国民年金基金に加入する必要があります。

是非早いうちに、国民年金基金等への加入を検討していただきたいと思います。

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